大谷翔平が適時打2本で3打点
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間23日のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」でフル出場。2本の適時打を放ち、勝利に貢献した。
ジャイアンツ先発は今季2度目の対戦となる速球派右腕ヒックス。初回の第1打席は内角低めへのスプリット、3回表の第2打席は内角高めへのフォーシームで2打席連続空振り三振を喫した。
1点リードの4回裏、二死一、三塁の好機で迎えた第3打席は、カウント1-1から内角ボールゾーンへ曲がるスイーパーを強引に引っ張り、右翼への2点適時二塁打。リードを3点に広げ、先発ヒックスをノックアウトした。
6回裏の第4打席は、一死二塁の好機で3番手左腕ロジャーズと対戦。カウント1-2から外角低めのスイーパーにタイミングを崩され空振り三振。全球スイーパーの攻めに苦しみ、この試合3度目の三振を喫した。
8回裏の第5打席は、二死一、三塁の好機で5番手右腕ロドリゲスと対戦。カウント2-2から真ん中低め、球速160キロに迫るフォーシームを弾き返し、センター前への適時打。貴重な追加点を挙げ、続くウィル・スミスへの初球で今季24個目の盗塁に成功した。
この試合の大谷は5打数2安打、3打点、3三振、1盗塁という内容。5試合ぶりにマルチ安打を記録し、今季成績は打率.314、OPS1.032に上昇。ナショナル・リーグ打率部門トップのイエリッチ(ブリュワーズ)まで1厘差に迫っている。