ヤンキースがチザムJr.を獲得
現地時間27日、ニューヨーク・ヤンキースがマイアミ・マーリンズとのトレード成立を発表。ジャズ・チザムJr.外野手(26)を獲得した。
バハマ出身のチザムJr.は2020年にMLBデビューを果たし、翌2021年から4年連続で2桁本塁打&2桁盗塁をマーク。2022年までは主に二塁手、遊撃手として出場。2023年から中堅手へコンバートされた。
5年目の今季は開幕から101試合に出場し、打率.249、13本塁打、22盗塁、OPS.730という成績。現地時間13日には2年ぶりに二塁手を務め、以降22イニングを守った。
現在アメリカン・リーグ東地区2位のヤンキースは、正二塁手のグレイバー・トレースが打率.236、OPS.678と低迷。さらに、正中堅手アーロン・ジャッジの休養日に中堅を守るトレント・グリシャムが打率.191、OPS.675という成績であるため、野手層の拡充を狙った補強となった。
ヤンキースは、FAとなる2026年シーズン終了時までチザムJr.を保有することが可能。対価として球団内19位有望株のジャレッド・セルナ内野手、同20位のアグスティン・ラミレス捕手、エイブラハン・ラミレス内野手の3選手をマーリンズに放出した。