○　ヤンキース　8－7　レンジャーズ　●
＜現地時間8月11日　ヤンキー・スタジアム＞

　ニューヨーク・ヤンキースが乱打戦を制してレンジャーズとの本拠地3連戦に勝ち越し。MLB最多タイの70勝に到達した。

　ヤンキースは初回、ジャンカルロ・スタントンの犠飛で先制し、3回裏にフアン・ソトの29号ソロで追加点。5回裏には二死三塁からアーロン・ジャッジが申告敬遠で歩かされるも、続くスタントンが意地の20号3ラン。5点リードで試合を折り返した。

　その後3点差に詰め寄られるも、7回裏にソトが30号ソロ、ジャッジが42号ソロと2者連発。最終回には1点差まで迫られながらも守護神クレイ・ホームズが締め、今季25セーブ目をマーク。同地区オリオールズと並んで70勝49敗、MLB全体トップの勝率.588を記録している。

　ジャッジは本塁打部門トップ独走の一発を放ち、通算300本塁打に王手。さらに打率.328でアメリカン・リーグ2位に浮上している。また、ソトは今季5度目の1試合2本塁打をマーク。2年続けて30本塁打に到達した。

　今季15年目のスタントンは2試合連発で4年連続、キャリア13度目のシーズン20本塁打を記録。3選手が20本塁打以上、2選手が30本塁打以上を放っているチームは、今季ここまで30球団でヤンキースのみとなっている。