○ ブリュワーズ 5 － 4 ドジャース ●
＜現地時間8月14日　アメリカンファミリー・フィールド＞

　ドジャースの大谷翔平選手（30）が14日（日本時間15日）、敵地でのブリュワーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。4無安打に倒れたものの2盗塁を記録し、35本塁打以上＆35盗塁以上の「35－35」を達成した。

　初回の第1打席は三塁手の失策で出塁し、その後、4番テオスカー・ヘルナンデスの押し出し四球で先制のホームイン。2回の第2打席は四球で出塁したあと、続くベッツの打席で二盗、さらに、3番・フリーマンで三盗を決め今季35盗塁目をマークした。

　前日13日（同14日）の同戦で2試合連発となる37号ソロを放っており、これで35本塁打以上＆35盗塁以上の「35－35」を達成。ドジャースで「35－35」を記録した選手は、2011年のマット・ケンプ以来、球団史上2人目の快挙となった。

　足で観客を魅了した大谷だったが、4回の第3打席は左飛、7回の第4打席は見逃し三振、1点を追う9回の第5打席は左飛に倒れ、4打数無安打、1四球2盗塁1得点の打撃結果。4試合ぶりの無安打で打率は.295、OPSは1.000にダウンした。

　ドジャースは敵地での接戦を落とし連勝は「5」でストップ。この日ともに勝利した同地区2位で並ぶダイヤモンドバックスとパドレスに2.5ゲーム差に迫られた。