6戦ぶり盗塁で「46-47」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間9日のカブス戦に「1番・指名打者」でフル出場。3回裏に6試合ぶりの盗塁を決めて「46-47」に更新した。
カブス先発は今季4月の前回対戦で本塁打を放った右腕ヘンドリックス。3点先制を許して迎えた初回の第1打席は、カウント1-2から外角ボールゾーンのチェンジアップを打ち上げ、遊飛に倒れた。
3回裏、二死走者無しでの第2打席はストレートの四球を選んで出塁すると、続くムーキーベッツへの2球目で今季47個目の盗塁に成功。さらに、連続四球で二死満塁のチャンスを迎えたが、チームは無得点に終わった。
4点を追う5回表、一死一塁での第3打席はカウント2-1から内角高めのカーブをセンター前に運び、一、三塁と好機を演出。続くベッツの打席、2度の牽制制限に達した後の4球目でスタートを切ると、ベッツがランエンドヒットで中前適時打。三塁へ進んだ大谷は4番マックス・マンシーの犠飛で本塁へ生還し、2点差に詰め寄った。
5点ビハインドの7回裏、先頭打者として迎えた第4打席は3番手左腕スマイリーと対戦。内角への初球シンカーを振り抜いて右中間への安打を放つと、右翼手ベリンジャーの失策により二塁へ進塁。続くベッツが17号2ランを放ち、2点を返した。
再び4点を追う8回裏、一死一塁での第5打席は5番手のサイドスロー右腕ミラーと対戦。カウント1-2から低めボールゾーンへのカーブで空振り三振を喫した。
この試合の大谷は4打数2安打、1四球、1三振、1盗塁という内容。2試合続けてマルチ安打を記録し、2度の得点機を演出するもチームは敗戦。今季144試合を終えて打率.292、46本塁打、47盗塁、OPS.993としている。