サヨナラ勝利を収めたフィラデルフィア・フィリーズ

○ フィリーズ 7x-6 メッツ ●
<現地時間10月6日 シチズンズ・バンク・パーク>

 東地区王者フィラデルフィア・フィリーズがワイルドカード3番手メッツとの地区シリーズ第2戦で劇的サヨナラ勝利。シリーズ成績を1勝1敗の五分とし、8日の第3戦から敵地ニューヨークへ乗り込む。

 フィリーズは3回表に2番ビエントスの先制2ラン、6回表には4番アロンソにソロ本塁打を浴びて3失点。打線はメッツ先発右腕セベリーノに対して5回終了まで3安打、無得点に抑え込まれた。

 それでも6回裏、セベリーノに対して二死から2番トレー・ターナーが安打で出塁すると、3番ブライス・ハーパーがセベリーノのこの試合最速となる99.0マイル(約159.3キロ)のフォーシームを振り抜き、バックスクリーンへの2ラン本塁打。さらに、4番カステラノスが2者連発のソロ本塁打を左中間スタンドに運び、一気に同点に追いついた。

 しかし7回表、3番手右腕オリオン・カーケリングが3番ブランドン・ニモに勝ち越しソロを被弾。続く7回裏には、2番手右腕ブットから二死一、二塁の好機を作ったが、前倒し起用の守護神ディアスに対して1番カイル・シュワバーが空振り三振に倒れ、無得点に終わった。

 1点を追う8回裏、回跨ぎのディアスからハーパーの四球、カステラノスの安打で一死一、三塁のチャンスを作ると、5番ブライソン・ストットが右翼線への2点適時三塁打を放って逆転に成功。さらに三塁手ビエントスの野選で1点を加え、2点リードで9回表を迎えるも、5番手左腕マット・ストラームが痛恨の救援失敗。2番ビエントスにこの試合2発目となる同点2ランを浴びた。

 逃げ切りに失敗したフィリーズだったが、9回裏二死から連続四球で一、二塁のチャンスを作り、カステラノスが4番手右腕メギルから左翼線へ適時打を放ってサヨナラ勝利。両軍合計21安打、試合後半で11点を奪い合う乱打戦を制した。

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ベースボールキング編集部

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