「プロ仕様の固いマウンドだともっとスピードが出てくる」
24日に行われた『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』。
ヤクルトはドラフト1位で競合必至とされていた愛知工大・中村優斗を一本釣りで獲得した。中村は今年3月の欧州代表戦で、侍ジャパントップチームに選出された右の先発右腕。最速160キロのストレートに加え、スライダーをはじめとした変化球のキレとそれらを操る制球力にも定評がある。
24日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』に出演した真中満氏は真中満氏は「ヤクルトはここ数年ドラ1を競合してはくじを外している。今回は一本釣りできる投手をということで重ならずにうまくいった。くじを引かなくてすんで良かった」と一本釣りを評価した。
同番組に解説者として出演した館山昌平氏は「すごい良い投手。ストレートが速い」とした上で、球速について「大学の柔らかいマウンドで投げるときは150キロ後半出すんですけど、プロ野球の固いマウンドだと160キロ出る。プロ仕様の固いマウンドだともっとスピードが出てくるんじゃないかと思う」と球速が向上する可能性を示唆。さらに、「それでいてリリースポイントもかなり前で離すので(変化球なのか)打者はわからない。本当に即戦力、パワー系の投手でコントロールも良い。頼もしいですね」と締めくくった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』