フリーマンがワールドシリーズMVPを獲得
現地時間30日、ロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースを下し、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を達成。フレディ・フリーマン内野手(35)がワールドシリーズMVPに選出された。
フリーマンはワールドシリーズ全5試合にフル出場し、20打数6安打の打率.300、4本塁打、OPS1.364をマーク。1960年ヤンキースのボビー・リチャードソンに並んで歴代最多となるシリーズ12打点を挙げた。
第1戦でワールドシリーズ史上初となる逆転サヨナラ満塁弾を放つと、第2戦ではテオスカー・ヘルナンデスと2者連発。敵地に移ってからも勢い止まらず、第3・4戦続けて初回に先制2ランを叩き込み、ブレーブス所属時の2021年を含め、MLB新記録となるワールドシリーズ6試合連発を記録。第5戦では2点適時打を放ち、世界一奪還に大きく貢献した。
フリーマンはレギュラーシーズン終盤に右足首を捻挫するも、負傷者リストには入らず、ポストシーズンに強行出場。地区シリーズ、優勝決定シリーズでは計3試合の欠場があり、通算打率.219、本塁打無しと苦しんだが、ワールドシリーズで見事に復調。ブレーブス所属時の2021年以来、自身2度目の世界一を成し遂げた。