先発右腕ヘンドリックスを獲得
現地時間7日、ロサンゼルス・エンゼルスがFAのカイル・ヘンドリックス投手(34)を獲得したことを発表。契約は1年250万ドルとされている。
ヘンドリックスは2011年のドラフトでレンジャーズに入団し、2014年にMLBデビューを飾ってからカブス一筋で11年プレー。2016年には16勝8敗、ナショナル・リーグ1位の防御率2.13と活躍を見せ、球団108年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。以降6年間でシーズン2桁勝利を4度マークするなど、通算97勝を挙げている。
しかし、2021年に14勝を挙げてから低迷が続き、直近3シーズン通算でわずか14勝。今季は29試合に登板して4勝12敗、防御率5.92と自己ワーストの成績に終わり、今季終了後にカブスからFAとなっていた。
今季のエンゼルスは球団ワーストの99敗を喫し、25年ぶりに地区最下位に沈んだ。来季巻き返しに向け、今オフは2019年にアメリカン・リーグ本塁打王に輝いたホルヘ・ソレアをトレード獲得し、先発右腕キャニングをブレーブスへ放出。さらに、フィリーズからスコット・キンガリー、アスレチックスからはライアン・ノダを獲得するなど積極的な補強が続いている。