過熱するフアン・ソト争奪戦
ニューヨーク・ヤンキースからFAとなっているフアン・ソト外野手(26)に対し、ボストン・レッドソックスが12年総額6億ドルを超えるオファー提示をしたと現地時間28日、マイク・ロドリゲス記者が報じた。
同記者によると、レッドソックスはソト陣営と面談を行い、ソトと同じドミニカ共和国出身の主砲ラファエル・ディバースも参加。契約期間12年、年俸5000万ドルの大型契約に対してソト本人も興味を示しており、レッドソックスが有力な移籍先候補であると伝えた。
この報道に対し、ヘクター・ゴメス記者は「私は13年総額6億2500万ドルのオファーだと聞いている」と言及。同27日には古巣ヤンキースが当初のオファーから増額提示を行ったことを『ニューヨーク・ポスト』紙のジョン・ヘイマン記者が報じるなど、ソト争奪戦が過熱している。
ソトは昨季終了後にパドレスからヤンキースへトレード移籍。今季157試合に出場して打率.288、41本塁打、109打点、OPS.988と活躍を見せ、キャリア5度目のシルバースラッガー賞を獲得。球団15年ぶりのアメリカン・リーグ制覇に貢献した。今オフFA市場最大の大物として注目を集めており、メッツ、ブルージェイズ、ドジャースの3球団からもオファーを受けたとされている。