中日・中島宏之(C)Kyodo News

 中日は29日、ソフトバンクを戦力外となった三浦瑞樹を育成選手での獲得を発表した。

 三浦をはじめ、加治屋蓮(阪神 → 楽天)、石川達也(DeNA → 巨人)、楠本泰史(DeNA → 阪神)と今オフ戦力外通告を受け他球団へ移籍を決めた選手は12人いる。

 その一方で、移籍が決まっていない戦力外組も多い。中日を戦力外となった中島宏之は、00年ドラフト5位で西武に入団し、08年と09年に最高出塁率、09年に最多安打のタイトルを獲得。13年からは活躍の舞台をアメリカに移し、15年に日本球界に復帰した。復帰後はオリックス、巨人、そして今季から中日でプレーしていた。現役通算1928安打と通算2000安打まで残り100本を切っている。

 DeNAを戦力外となった大和は、05年高校生ドラフト4巡目で阪神に入団し、内外野を守れるユーティリティプレーヤーとして、14年にはゴールデン・グラブ賞を受賞。17年オフにFA権を行使してDeNAに移籍。移籍2年目の19年に規定打席に到達し、高い守備力と勝負強い打撃で何度もチームを救った。今季も42試合に出場したが、シーズン終了後に戦力外通告を受けた。

 投手では巨人と来季の契約を結ばなかった髙橋優貴もそうだ。高橋は、18年ドラフト1位で巨人に入団すると、1年目の19年に5勝、20年は1勝にとどまるも、3年目の21年にはシーズン自己最多となる11勝をマーク。飛躍を遂げるかと思われたが、22年が1勝、23年が0勝、そして今季は一軍登板がなく、ファームでも2試合に登板して、防御率6.00だった。

 ドラフト1位組でいえば、15年ドラフト1位で広島に入団した岡田明丈もその一人。岡田は1年目の16年に4勝をマークすると、17年は12勝、18年は8勝を挙げリーグ3連覇に貢献。しかし、18年に一軍で白星を最後に一軍での勝利はなかった。今季は育成選手でスタートし、7月に支配下選手に復帰したが、ファームで28試合に登板して、1勝、防御率2.25だった。

 11月も今日で終わる。NPB球団から声のかかる選手は、何人現れるだろうか。

この記事を書いたのは

岩下雄太

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