通算95セーブのベテラン救援右腕と基本合意
現地時間21日、ロサンゼルス・ドジャースはFAのカービー・イェーツ投手(37)の獲得が間近であると米複数メディアが報じた。
今年3月で38歳になるイェーツは2005年のドラフトでレッドソックスに入団し、2014年にレイズでMLBデビュー。パドレス所属時の2019年には60登板でナ・リーグ最多の41セーブ、防御率1.19という成績を残し、オールスターゲームに初出場。同年オフにはMLB選抜として日米野球に参戦した。
トミー・ジョン手術により2021年を全休するも、翌2022年に復帰を果たし、2023年からは2年連続で60試合以上に登板。昨季はレンジャーズの守護神として61試合に登板し、7勝2敗、33セーブ、防御率1.17の活躍を収め、5年ぶりとなるオールスターゲーム出場を果たした。11シーズン通算422試合に登板して52ホールド95セーブ、防御率3.17をマークしている。
基本合意を報じた『USAトゥデイ』のボブ・ナイチンゲール記者によると、ドジャースは昨季途中加入のマイケル・コペックが今季開幕から1ヶ月ほど欠場する見込みとなり、ブルペン補強を必要としていたという。ドジャースは同19日に左腕タナー・スコットの獲得を報じられたばかりだが、わずか数日のうちにリリーフ市場からの追加補強へ近づいているようだ。