スター遊撃手の復活に期待
現地時間4日、菊池雄星の所属するロサンゼルス・エンゼルスがティム・アンダーソン内野手(31)とのマイナー契約合意を発表した。招待選手としてスプリングトレーニングに参加する。
アンダーソンは2013年のドラフトで球団1巡目指名を受けてホワイトソックスに入団し、2016年にMLBデビュー。2018年に20本塁打・26盗塁を記録すると、翌2019年にはリーグトップの打率.335、18本塁打、17盗塁、OPS.865の好成績をマーク。2020年には自身初のシルバースラッガー賞に輝き、2021年から2年連続でオールスターゲームに選出。2023年にはアメリカ代表としてWBCに出場した。
しかし、2023年に打率.245、1本塁打、OPS.582と不振に陥ると、同年オフに球団が契約延長オプションを破棄。昨季は単年契約でマーリンズへ加入するも、65試合で打率.214、0本塁打、OPS.463とさらに成績を落として7月に解雇され、以降はFAとなっていた。9シーズン通算では960試合に出場し、打率.278、98本塁打、OPS.718をマークしている。
なお、エンゼルスはアンダーソンを含む8人の内野手を招待選手として選出。2019年にホワイトソックスでアンダーソンと二遊間を組み、ゴールドグラブ賞に輝いたヨルマー・サンチェス、昨季ドラフトで球団1巡目指名を受けた有望株クリスチャン・ムーアらがロースター入りを争う。