![無断転載禁止](https://baseballking.jp/img/blank.gif)
![](https://baseballking.jp/wp-content/uploads/2025/02/GettyImages-2130896278-770x514.jpg)
球団史上初の日本人開幕投手となるか
シカゴ・カブスの今永昇太投手(31)が日本時間3月18、19日に行われる開幕シリーズにて先発投手を務めることが確実となった。現地時間9日、クレイグ・カウンセル監督が明かした。
カブスは現地時間9日から投手と捕手のバッテリー組が一足早くキャンプイン。現地メディアの取材に応じた指揮官は「昇太は日本で投げる。それが義務だと思うし、他の選択肢はない」と語り、東京ドームでの登板を予告した。
過去にMLBでは野茂英雄や大谷翔平ら7人の日本人投手が開幕戦で登板し、ダルビッシュ有と田中将大が最多4度登板。これまでは全員が右投手のため、今永が開幕マウンドに上がれば、日本人左腕として史上初の快挙となる。また、カブスにおいて日本人投手が開幕投手を務めた例はなく、1876年の球団創設以来初の大役となる可能性が高まっている。
昨季1年目の今永はデビュー登板から4連勝、防御率0.98と活躍を見せ、4月度の月間最優秀新人賞を受賞。7月には1年目の日本人投手として29年ぶりとなるオールスターゲーム出場を果たした。9月4日のパイレーツ戦では球団史上2度目の継投ノーヒットノーランを達成。昨季29先発で15勝3敗、173回1/3を投げて防御率2.91、174奪三振をマークし、ナショナル・リーグの新人王投票4位、サイ・ヤング賞投票では5位にランクインした。