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新天地で迎えるプロ11年目
昨年ソフトバンクを戦力外となり、新たにDeNAと育成契約を結んだ笠谷俊介投手(27)が15日、一軍の宜野湾キャンプに合流した。
午前中はソフトバンク時代も同僚だった森唯斗らとサブグラウンドでノックを受け、その後ブルペン入り。細かなフォーム改良に着手中で「フォーム固めです」とバランスを確認するように、立ち投げのみで40球ほど投じた。
新天地初キャンプはB班の奄美でスタートしたが、A班に負傷者が出たこともあり緊急昇格。「初めてのことばかりでまだ右も左も分からないですけど、とりあえず自分のやるべきことをちゃんとやれるように、という感じです」とうなずいた。
ソフトバンクでは2021年に開幕ローテーション入りを果たすなど、10年間で74試合(23先発)に登板し7勝9敗、防御率3.93をマーク。強いチームでの経験と実績は大きな財産だ。奄美ではライブBP(実戦形式の打撃練習)に一度登板しており、「『行ける準備はしておいて』と言われています」と左腕。支配下昇格、そして新天地での飛躍へ、あとは実戦で結果を残すだけだ。