◆ 同年に3人の日本人開幕投手は史上初
ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手(33)が現地時間3月27日(日本時間28日)に敵地シカゴで行われるホワイトソックスとの開幕戦で先発登板することが決まった。同20日、球団公式X(旧ツイッター)にて発表された。
菊池は2019年にマリナーズでMLBデビューを果たし、日本人左腕最多となる通算41勝をマーク。2021年にはオールスターゲーム初選出を果たした。6年目の昨季はブルージェイズとアストロズで通算32試合に先発して9勝10敗、キャリア最多の175回2/3を投げて防御率4.05、206奪三振を記録。アストロズ移籍後は5勝1敗、防御率2.70の活躍を収め、地区4連覇に貢献した。
今オフにFAを迎え、昨年11月に3年6300万ドルの契約を結んでエンゼルスに加入。MLB7年目、加入初年度にして初の大役に抜擢された。球団の日本人開幕投手は2023年の大谷翔平に続いて2人目となる。
過去にMLBでは野茂英雄や大谷翔平ら7人の日本人投手が開幕戦で登板し、既に今季はカブスの今永昇太、ドジャースの山本由伸が東京ドームでの開幕戦で投げ合うことが内定済み。今永が一足早く開幕マウンドに上がるが、菊池も日本人左腕初の開幕投手として名を連ねることとなった。