ソフトバンクの笹川吉康が9日、ロッテとのオープン戦に途中出場し2安打した。
『1番・中堅』で先発出場した周東佑京が2-0の2回に安田尚憲が放った左中間の打球をレフト・正木智也と交錯。自分の足でベンチに戻ったが、交錯直後はしばらく立ち上がることができず、交代となった。
周東に代わってセンターの守備に着いた笹川は、直後の2-0の3回無死走者なしの第1打席、ロッテ先発・サモンズが1ボール2ストライクから投じた4球目の127キロスライダーをセンター前に運び出塁し、続く近藤健介の打席で二塁盗塁を決め、近藤のセンターへの二塁打で3点目のホームを踏んだ。
笹川は4-5の7回無死走者なしの第3打席、西村天裕が投じた初球のスプリットをライト前に弾き返し、マルチ安打を達成した。リチャードの打席中に二塁盗塁を試みるも失敗に終わったが、この日は途中出場ながら2安打1盗塁としっかりアピールした。