DeNAの新席種「AKT エグゼクティブBOX」(写真:萩原孝弘)

 横浜DeNAベイスターズは、2025年シーズンから新たに登場する新席種「AKT エグゼクティブBOX」を11日のオープン戦でプレスに開放した。

 AKT エグゼクティブBOXは昨シーズンまで売り出されていたネット裏ボックスシートをリニューアル。広々とした空間は中央のテーブルをはさみ、前後8名で観戦可能で、荷物入れに電源タップ、冷暖房送風装置を完備と屋外でも快適な環境を提供する。

 さらにはオリジナルのチケットホルダーに、球団オリジナル醸造ビール「BAYSTARS LAGER」と樽ハイ倶楽部レモンサワーが各10リットルに加え、各自に弁当までがセットとなり、価格は1BOX20万円(今後変更の可能性あり)となっている。

 エグゼクティブBOX担当チケット部の小林元春氏によると「一人当たり25,000円はNISSANスタースイートの約半額。屋外の臨場感を感じつつお酒も楽しめる新席種となっております。今までのBOXの6名から2名分がプラスされたことにより、グループでの商談などの法人利用の他にも、記念日や職場での懇親会にも対応できるBOXとなっております」とリコメンドした。

 ネット裏最上部に用意されたBOXは、青い間接照明で彩られた特別な空間を演出される、スタジアムが360度見渡せるパノラマビュー。隠れたポイントとして最上段のちょっとしたひさしのおかげで、多少の雨なら濡れずに観戦が可能と機能面にも優れる。また荷物入れの取っ手は使用済みバットのエンド部分が使用されるなど、細部にわたってファンの心を揺さぶる点も見逃せない。

 ゲーム中はハマの風を感じながら、刻々と表情を変える野外ならではの風景も楽しむことができる。またハマスタビギナーのみならず、守備のシフトや球種などゲームを真剣に観戦したいコアファンにもうってつけのロケーションとなっている。多種多様の観戦体験が可能な「AKT エグゼクティブBOX」は、11日12時から特設サイトhttps://baystars-executive-box.pia.jp/で6月までの対象試合で発売されている。新しいBOXでの観戦は、一味違ったハマスタの魅力を再発見できそうだ。

 
 取材・文・写真 / 萩原孝弘

もっと読む