オープン戦に出場したレッドソックス・吉田正尚(写真=GettyImages)

◆ 左肩の回復遅れにより開幕ロースター入りに疑問符

 ボストン・レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が現地時間11日に行われたフィリーズ戦に「5番・指名打者」で先発出場。3試合ぶりの安打を放った。

 2試合ぶりの出場となった吉田は2回裏の第1打席、フィリーズの先発右腕アベルから右前安打をマーク。その後、チームは連打で無死満塁とチャンスを広げ、8番セダン・ラファエラの適時二塁打など4得点を挙げた。

 吉田は第2打席で左飛、第3打席で二直に倒れ、この試合3打数1安打という内容。ここまでオープン戦6試合に出場して19打数5安打、打率.263を記録している。

 なお、同11日にMLB公式サイトが各チームの故障者に関する情報を更新。オフに左肩手術を受けた吉田はDHの出場が続いており、未だ距離60フィート(約18メートル)の送球に止まっているという。DH起用が有力視されている主砲ラファエル・ディバースが近日中にオープン戦初出場を果たす予定で、吉田は負傷者リストで今季開幕を迎える可能性が浮上しているようだ。

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