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ドジャース・アウトマン「彼らはずっと夢中になって見てくれた」日本の野球ファンに感謝

ドジャースのアウトマン

 ロサンゼルス・ドジャースのジェームズ・アウトマン外野手は、復活に燃えている。

 23年に151試合に出場して、打率.248、23本塁打、70打点、16盗塁の成績を残したが、昨季は53試合に出場して打率.147と苦しい1年に終わった。「スプリングトレーニングは常にシーズンに向けての準備期間である。だから、その日がどうだったかはあまり考えないようにしたいんだ」。

 3月18日と19日に東京ドームでシカゴ・カブスとの開幕戦が行われる。東京ドームの雰囲気にアウトマンは「正直言って、ここは素晴らしいスタジアムだよ。内野だけだね。土がないことが違うけどそれだけかな。外野手の僕には関係ないから大丈夫さ」とコメント。

 14日の練習には東京ドームに多くのファンが見学に訪れた。「本当にクールだったよ。練習を見に来てくれてうれしかった。練習とはいえ、ファンの前でプレーするのは楽しいものだし、彼らはずっと夢中になって見てくれた。とても楽しかったし、来てくれて本当に感謝している。ファン達の歓声が凄かったし、実際の試合ではもっと大歓声が起きると聞いているから楽しみだよ」。

 ドジャースの打撃練習を観ていると、アウトマンをはじめ、弾道の高い打球や大きやフライが多かった。「今日フライが多かったのは、ファンがいて、彼らにアピールしたかったというのもあると思う。(笑)今日の練習はいつもと違うけど、僕はいつも二塁打を打とうとしている。常に二塁打を打つことが目標なんだ」。かつての新人王候補の復活劇に期待だ。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)

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