◆ 全盛期を過ごした古巣アトランタに復帰へ
アトランタ・ブレーブスがFAのクレイグ・キンブレル投手(36)とマイナー契約を結んだと現地時間18日、米複数メディアが報じた。プロ入りから2014年まで所属した古巣球団へ11年ぶりの復帰となる。
キンブレルは2007年のドラフトでブレーブスの球団33巡目指名を受けるも入団を拒否し、翌2008年に同じブレーブスの球団3巡目指名でプロ入り。2010年にMLBデビューを飾ると、所属5年で球団最多の通算186セーブを記録。2011年にはキャリア最多の79登板、リーグ最多46セーブを記録して新人王に輝き、同年から2014年まで4年連続でセーブ王のタイトルを獲得した。
2015年にパドレスへ移ってから7球団を渡り歩き、15シーズン通算でMLB歴代5位となる440セーブをマーク。2018年にはレッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献。その後、カブスやホワイトソックス、ドジャースを経て、2023年にはフィリーズで71試合に登板し、35歳にして自身9度目のオールスターゲーム選出を果たした。
昨季はオリオールズの守護神として23セーブを挙げるも、後半戦に入ってから防御率10点台と打ち込まれ、9月途中にリリース。最終的に57登板で7勝5敗23セーブ、防御率5.33という成績だった。