◆ 厳かに必勝祈願
<3月19日 横浜スタジアム>
横浜DeNAベイスターズは19日、3年連続で横浜スタジアムにて必勝祈願を開催した。横浜スタジアムに横浜総鎮守である伊勢山皇大神宮から宮司を招き、南場智子取締役球団オーナー、木村洋太代表取締役社長、萩原龍大常務取締役チーム統括本部本部長らのフロント陣に加え、監督、一軍選手、スタッフが参加。
生憎の天候のため室内練習場で行われた儀式では、祝詞に今シーズンのスローガン“横浜奪首”も入れ込まれるなどプロ野球らしい面もありつつ、伝統的な巫女の舞などで悲願のリーグ優勝を祈願した。
その後はグラウンドに場所を移し、ファンの前でチャンピオンリングの贈呈式を実施。メインにはキャップと同じ『B』のゴールドのロゴがあしらわれ、サイドには『CHAMPION』の文字を配置された豪華なリングを贈呈された。その後ビジョンに“奪首”に向けたビデオが流されると、ラストは三浦監督が「一緒に一年間、心を一つにして戦っていきたいと思いますので、今シーズンも宜しくお願い致します!」とファンに後押しをお願いし、式を締めた。
その後取材に応じた牧秀悟はキャプテン2年目ということもあり、「余裕を持ってできるようになりました」頷きつつ「祝詞を聞いて、いよいよだなと思いました。昨年日本一になりましたが、また1週間後にシーズンは開幕するので、今日の日が無駄にならないようにと気持ちも高ぶりました」と臨戦態勢を整えたと明かした。
5年目となった三浦ベイスターズ。ファンの声援と神のご加護を受け、今年こそ首位を奪うために戦い抜く。
取材・文・写真:萩原孝弘