● DeNA 0 - 1 中日 ○
<2回戦・横浜>
中日は投手陣が踏ん張り完封勝利。今季から一軍を指揮する井上一樹新監督(53)にとってはうれしい“監督初勝利”となった。
開幕第2戦を託された先発・松葉は立ち上がりから安定感抜群。3回は自らの送球エラーなどで一死一、二塁のピンチを招いたが、2番・牧を空振り三振に仕留めるなど要所で踏ん張った。
中盤以降もテンポ良くアウトを重ね7回94球、2安打無失点、5奪三振無四球の快投。6回には節目の1000投球回にも到達し、今季初勝利の権利を持って降板した。
打線は2回、7番・板山の中前打などで一死一、三塁の好機を作り、8番・木下の左前適時打で先制。4回は無死満塁、8回は無死二、三塁の大チャンスで追加点を奪えなかったものの、救援陣は8回・清水、9回は松山がプロ初セーブで締め、松葉は自身の1000投球回到達に花を添える今季初白星を手にした。