◆ 制球定まらず3被安打・4四球
ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手(23)が現地時間29日のタイガース戦に先発登板。2回投げ切れず2失点を喫した。
佐々木は初回、先頭打者マッキンストリーに安打を許すと、3番トーケルソンの安打、4番キースへの四球で一死満塁といきなりピンチを背負った。5番マーゴーをこの試合最速となる96.9マイル(約156.0キロ)のフォーシームで打ち取るも、ボテボテの打球が三塁線に転がる内野安打となり、先制点を献上。6番スウィーニーには10球粘られた末に押し出し四球を与え、2点を失う立ち上がりとなった。
2回表にも9番クライドラーに先頭四球を与え、さらに暴投で得点圏に走者を進めた。1番マッキンストリーを見逃し三振、2番グリーンを遊飛に仕留めて二死まで漕ぎ着けるも、3番トーケルソンを四球で歩かせたところで降板。2番手左腕ジャック・ドレーヤーが後続を打ち取り、佐々木のピンチを切り抜けた。
この試合の佐々木は1回2/3、61球を投げて3被安打、4四球、2奪三振、2失点という投球。本拠地ドジャー・スタジアムでのデビュー戦は悔しい内容となった。