阪神が1点差の緊迫感あるゲームを無失点リレーで制した。先発は開幕からローテーションを任せられている高卒3年目の門別啓人。ランナーを出すも要所を締める投球で巨人打線に失点を許さず。5回まで0を並べ、6回に二死一塁、三塁のピンチを招いたところで降板。それでも火消しの工藤泰成が見事後続を抑え、その後もリリーフ陣が奮起し1点を守り切った。門別は6回途中5安打4奪三振の成績で嬉しいプロ初勝利となった。
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者を務めた館山昌平氏はプロ初勝利を収めた門別に対し、「緊迫感のある中で一つ一つのアウトを丁寧に取っていく。コースを投げ分け、高さの間違いをしないように投げていました」とコメントした。
さらに、同じく解説者の笘篠賢治氏は「表情を見るに相当な強心臓の持ち主。ランナーを据えて強打者である岡本らを迎えても表情がそのまま。投球が素晴らしいのはもちろん、強い気持ちを持続できる投手なんだと感じました」と若手ながら物怖じしない精神の強さを称賛していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』