● カブス 7-8 パドレス ○
<現地時間4月6日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスがパドレスとの本拠地カード最終戦に逆転負け。鈴木誠也外野手(30)は「2番・指名打者」でフル出場するも、3試合連続の無安打に終わった。
カブスは初回、先発右腕ベン・ブラウンが2四球と安打で一死満塁とピンチを招き、5番クロネンワースへの死球で先制点を献上。さらに、6番ボガーツの適時内野安打、二死から8番ヘイワードへの押し出し四球で失点を重ね、3点リードを許す立ち上がりとなった。
直後の1回裏、パドレスの先発左腕ハートも制球難に陥ると、カブスも無死満塁の好機を作り、4番ジャスティン・ターナーの犠飛、6番ニコ・ホーナーの2点適時二塁打ですぐさま試合を振り出しに。さらに、二死満塁としたところでハートをノックアウトすると、2番手右腕ギラスピーによる2度のボークで2点を追加。パドレス投手陣の乱調につけ入り、わずか2安打で5得点を挙げた。
2回裏に3番カイル・タッカーの5号2ランでリードを拡大したカブスだったが、4回表に先発ブラウンが4番メリルに3号2ランを浴び、4回5失点で降板となった。続く5回表には2番手左腕カレブ・シルバーが1点差まで詰め寄られ、7対6で迎えた8回表、5番手右腕ポーター・ホッジが7番シーツに同点適時打を浴び、救援失敗を喫した。
続く9回表には、守護神ライアン・プレスリーが一死一、二塁とピンチを招いた。3番マチャドを併殺コースの遊ゴロに打ち取るも、二塁手ホーナーの一塁送球が悪送球となる間に勝ち越しの走者がホームイン。6人の投手が計13被安打、9四死球と乱調し、連勝が「5」でストップした。
この試合の鈴木は3打数無安打、2四球、1三振という内容で7試合連続出塁をマーク。4戦4発、4試合連続マルチ安打と絶好調の状態で本拠地開幕を迎えるも、今カードは計15打数無安打と快音出ず。今季成績は打率.224、4本塁打、OPS.849となっている。