○ ジャイアンツ 5x-4 マリナーズ ●
<現地時間4月6日 オラクル・パーク>
サンフランシスコ・ジャイアンツがマリナーズとの本拠地開幕カードをスイープ。2023年6月以来の7連勝を収め、今季成績は8勝1敗。ドジャースが同日の試合に敗れたことで、30球団唯一の“1敗”チームとなっている。
ジャイアンツは2点の先制リードを許すも、4回裏に一挙逆転に成功。先頭のウィリー・アダメス、続く李政厚の連打から一死一、二塁と好機を作り、エリオット・ラモスの適時打、マイク・ヤストレムスキーの1号3ランで4得点を挙げた。
ところが1点リードの9回表、5番手右腕カミロ・ドバルが二死一、三塁とピンチを背負うと、4番アロザレーナに左翼線への同点適時二塁打を浴びて救援失敗。なおも、二死満塁とピンチが続いたが、6番ガーバーを三飛に打ち取り、同点で食い止めた。
そして9回裏、4番手右腕サントスから二死二塁と好機を作り、代打ウィルマ―・フローレスが初球で右前適時打を放ち、サヨナラ勝利を飾った。アストロズとの敵地3連戦に続き、2カード連続のスイープに成功。全体トップの勝率.889を記録している。
勝利したジャイアンツは開幕連勝のロケットスタートを切っていたドジャース(9勝2敗)、パドレス(8勝2敗)を抜き、ナショナル・リーグ西地区の首位に浮上。なお、MLB公式のサラ・ラングス記者によると、同地区2球団が開幕9試合時点で8勝1敗を記録するのは、地区制が導入された1969年以来初の出来事となっている。