● ナショナルズ 5-6 ドジャース ○
<現地時間4月9日 ナショナルズ・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースが敵地カード3戦目を制し、スイープを回避。同日の試合に勝利した地区首位パドレスとともに、今季10勝目を飾った。
連敗中のドジャースは初回、先頭打者の大谷翔平が右前安打を放つと、2番ムーキー・ベッツが四球で繋ぎ、3番トミー・エドマンの2点適時二塁打で幸先良く先制。さらに、4番テオスカー・ヘルナンデスが5号2ランを叩き込み、一挙4点リードを奪った。
しかし、今季初登板の右腕ランドン・ナックが誤算に。1回裏、1番エイブラムスに4号先頭打者アーチを浴びると、さらに無死満塁とピンチを招いて計3点を失った。3回裏には一死一、二塁から6番ガルシアJr.に同点の適時二塁打を許し、走者を残して降板。2番手左腕ジャック・ドレイヤーが7番コールの犠飛で勝ち越し点を献上した。
1点を追う打線は7回表、2番手右腕サラザーの代わり端を捉え、9番アンディ・パヘスの2号ソロで試合を振り出しに。さらに、大谷の内野安打と盗塁から二死一、三塁と好機を作り、4番テオスカー・ヘルナンデスの右前適時打で逆転に成功した。
一時逆転を許したドジャースだったが、リリーフ5投手が3回途中から8回まで無安打リレーで繋ぎ、逆転勝利を演出した。1点リードの最終回に登板した7番手ブレーク・トライネンは安打と四球で一死一、二塁とピンチを招くも、決定打は許さず、今季2セーブ目。6回裏を三者凡退に抑えた右腕カービー・イェーツが移籍後初勝利を手にした。