セ・リーグ

谷繁元信氏、中日の継投に「大野の今日の出来を考えた時に…」

中日・井上一樹監督

● 中日 1 - 2 広島 ○
<3回戦・バンテリンドーム>

 東海ラジオ制作でニッポン放送でも放送された『中日-広島戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、中日の継投について言及した。

 中日は先発・大野雄大が6回・80球を投げ、2被安打、5奪三振、無失点の好投。1-0の7回から登板した清水達也が不運なあたりの内野安打2本をきっかけに内野ゴロの間に同点に追いつかれた。結局、1-1の11回に藤嶋健人が野間峻祥に決勝の適時打を浴び敗れた。

 谷繁氏は試合後、勝敗の分かれ目について「継投です」とキッパリ。「ドラゴンズからすると7、8、9は清水、マルテ、松山の計算なんですね。これは別に間違いではないと思うんですよ。信頼をしている投手、勝ちゲームのピッチャーということで。なんですけど、大野の今日の出来を考えた時に、(7回は)小園から始まるところ。今日正直あってるバッターが2回りいなかったんですよ。3回り目入っても1番・二俣、2番・矢野というところが全然あっていないんですよ」と自身の見解を述べた。

「誰もあっていないところで、代えていくところで流れが変わらないか懸念があったところ案の定ちょっと」と振り返った。

(提供=東海ラジオガッツナイター)

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