DeNAのアンソニー・ケイが、13日のヤクルト戦(横浜)で7回無失点の好投を披露した。
4月3日の阪神戦以来の登板となったケイは序盤からエンジン全開。4回までテンポよくヤクルト打線をパーフェクトに封じると、5回には二死から増田珠に二塁打を打たれるも、続く茂木栄五郎を空三振に抑えピンチを脱した。その後もスコアボードに0を並べ、7回92球、2安打、9奪三振、無失点と抜群の安定感で、今季2勝目をマークした。
ケイの好投について、12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「前回もそうですけど、非常に安定したピッチングと言いますか、初回から真っすぐで押してましたし、ボールにもキレがありましたよね」とストレートを高評価。
続けて「変化球で言うと、カットボールとスライダーもコースに決まってましたし、唯一チェンジアップを投げる時にバランスを崩す場面があったんですけど、それでも全く危なげない投球でしたよね。9回の大ピンチは(ケイ)が一番ひやひやしてたと思いますよ…。今季のケイは期待できそうですね」と今後の投球にも期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』