●ドジャース 0 - 16 カブス ○
<現地時間4月12日 ドジャー・スタジアム>
カブスの鈴木誠也外野手(30)が12日(日本時間13日)、佐々木朗希投手(23)が先発登板した敵地でのドジャース戦に「3番・指名打者」でスタメン出場したが、5回に代打を送られ途中交代した。球団は「右手首の違和感」と交代理由を発表。カブスは大勝でドジャース戦の今季初勝利を挙げ、5回1失点の佐々木はメジャー初黒星を喫した。
鈴木と佐々木との対戦は、東京での開幕シリーズ以来今季2度目。鈴木は初回の第1打席、二死無走者で遊ゴロに打ち取られると、3回の第2打席は一死満塁の好機で2球目の直球をコンパクトに弾き返すも、中前に抜けそうなライナーは二塁ベース後方に守っていたエドマンにダイレクト捕球された。
5回は再び二死一、二塁の好機で3度目の打順が巡ってきたが、代打・アマヤを送られ途中交代。球団は鈴木の交代理由について「右手首の違和感」と発表した。
カブス打線は佐々木を捕え切れなかったが、6回以降にドジャース救援陣を攻略。7回は3月31日(同4月1日)のアスレチックス戦でサイクル安打を達成した9番・ケリーの3号ソロなどで一気に5点を追加すると、8回も途中出場・アマヤの1号2ランなどで4点を追加。投げては先発のブラウンが6回無失点と好投し今季2勝目(1敗)を手にした。
鈴木は2打数無安打で途中交代となり、連続試合安打は「4」でストップ。今季の打率は.292、OPSは.928となった。