● レンジャーズ 0-1 ドジャース ○
<現地時間4月20日 グローブライフ・フィールド>
ロサンゼルス・ドジャースがアメリカン・リーグ西地区の首位レンジャーズにカード勝ち越し。試合終了時点で地区首位パドレスにゲーム差無しと迫っている。
ドジャースのタイラー・グラスノー、レンジャーズのタイラー・マーレ両右腕による投手戦となったこの試合。ドジャースは5回裏、ここまで無失点の先発グラスノーがこの回の1球目を投じた直後にふくらはぎの痙攣を負って緊急降板。アクシデントに見舞われながらもリリーフ陣が好投を続け、スコアレスのまま7回を終了した。
打線は開幕3連勝中と好調の相手先発マーレに対して7回までわずか2安打と苦戦。それでも8回表、2番手右腕マーティンの代わり端を攻め、先頭の代打ウィル・スミスが安打、1番の大谷翔平が四球で続いて無死一、二塁とチャンスメイク。2番ムーキー・ベッツの右飛の間に二塁走者スミスが三塁へ進み、3番フレディ・フリーマンの左犠飛で待望の先制点を挙げた。
その後、8回裏を左腕ジャック・ドレーヤー、右腕エバン・フィリップスの2投手で繋ぎ、前日逆転負けを喫した最終回は守護神タナー・スコットが締めてリーグ最多に並ぶ今季8セーブ目を記録。ブルペン6投手による執念の継投で後半5イニングを投げ切り、2カード連続の勝ち越しを飾った。