○ ナショナルズ 5x - 4 メッツ ●
<現地時間4月25日 ナショナルズ・パーク>
メッツの千賀滉大投手(32)が25日(日本時間26日)、敵地でのナショナルズ戦に先発登板。6回6安打2失点の粘投も勝敗はつかず、チームは逆転サヨナラ負けで連勝は「7」でストップした。
3試合連続無失点で3連勝中の千賀。初回は一死から安打を許したものの、後続を退け無失点スタートを切った。
2回は先頭の5番・ガルシアに中前打を許したものの、続くベルを二ゴロ併殺斬り。しかし、二死から7番・クルーズに左前打を許すと、左翼手・ニモが三塁手へ返球する間に、打者走者のクルーズに二塁へ進まれた。二死二塁で続くテナに左前に落ちる適時打を許し、二走・クルーズが先制の生還。これが千賀にとって4試合ぶりの失点となり、連続無失点イニング記録は20回1/3で途切れた。
3回は先頭の9番・ヤングに右前打を許すと、続く1番・エイブラムズには中堅フェンス直撃の適時三塁打を浴び2失点目。なおも無死三塁のピンチだったが、3番・ロー、4番・ルイーズを連続三振に仕留めるなど3点目は許さなかった。
4回以降はナショナルズ打線に安打を許さず、6回は二死から連続四球を与えたものの、最後は5番・ベルを三振斬り。6回96球、6安打2失点、5奪三振2四球の内容で降板となり、防御率は1.26となった。
メッツ打線は不可解なトリプルプレー判定などもあり7回まで無得点。それでも0-3で迎えた8回、二死満塁で4番・ニモの二塁への適時内野安打で1点を返すと、なおも満塁で続くビエントスが右翼線のポトリと落ちる3点適時三塁打を放ち4-3と大逆転。これで千賀の黒星は消滅した。
メッツは1点リードで9回裏を迎えたが、4番手右腕のスタニクが同点打を浴び試合は振り出しに。最後は二死一塁で5番手左腕・ミンターが許した二塁強襲の内野安打がサヨナラ打となり、逆転負けで8連勝を逃した。