○ ツインズ 5-1 エンゼルス ●
<現地時間4月26日 ターゲット・フィールド>
ロサンゼルス・エンゼルスが2カード連続の負け越し。先発登板した菊池雄星投手(33)は3回途中4失点と打ち込まれ、敗戦投手となった。
今季初勝利をかけて登板した菊池だったが、先頭打者から4連打を浴びるなどいきなり3失点。さらに、二死満塁と続いたピンチで9番バスケスを中直に打ち取ったものの、初回から打者一巡で計6安打の集中打を許した。続く2回裏にも先頭四球から一死二塁とし、3番コレアの2打席連続となる適時打で4点目を失った。
3回表にザック・ネトの3号ソロで援護を受けたが、菊池は3回裏にも8番ベイダーの安打で先頭出塁を許した。続く9番バスケスを三ゴロに打ち取るも、併殺を狙った三塁手ルイス・レンヒーフォが悪送球。さらに1番ジェファーズを歩かせ、無死満塁と走者を溜めたところで交代が告げられた。
その後、エンゼルスは緊急登板の2番手右腕ライアン・ジョンソンが無失点でピンチを切り抜けるも、4回以降は打線が三塁を踏むことすらできず。2連敗により借金が今季最多の「2」に膨らみ、アメリカン・リーグ西地区の最下位に沈んでいる。
この試合の菊池は2回0/3、66球を投げて9被安打、4四球、0奪三振、4失点と今季ワーストの投球。開幕6戦目でもエンゼルス移籍後の初白星を挙げることはできず、今季成績は0勝4敗、防御率4.13となっている。