楽天は1日、西武との試合(ベルーナドーム)に1-2で敗戦し、3連敗を喫した。
1日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』では、この日10回裏に起きた楽天守備陣のミスをフォーカス。10回裏・無死二塁の場面で、平沼翔太が右前打を放つと、右翼手・小郷裕哉が中継の一塁手・阿部寿樹へショートバウンドで送球。阿部は送球を弾き、本来カバーするピッチャーの藤平尚真がボールを見ておらず、その間に二塁走者の仲田慶介がホームへ生還し、サヨナラ負けを喫した。
このプレーについて、解説で出演していた坂口智隆氏は「まず小郷選手に関してはすぐ投げる、ランナーがいってないことが分かっても、すぐ内野に返すのが外野の鉄則だと思います。次に外野手の目線で言わせてもらうと、あの場面はワンバウンドでしっかりとファーストに返す。ゴロになってもいいので低い球で返す。阿部選手に関して言えば引いてもいいのかなと思います。体が入りすぎて当たって弾くのであれば、後ろにキャッチャーがいるので引きながらバウンドを合わせるというのも手かなと思います」とアドバイスした。
同じく解説で出演していたファーストの経験もある片岡篤史氏は「打者走者が一塁にいるので、(ファーストは)止めに行きますよね。おそらくイレギュラーしたか何かで弾いたんですけど、あれはハーフバウンドで止めるのが難しいと思うんです」と話すと、「1番(ダメなの)はピッチャーの藤平が目線を切っていること。昔からボールから目を切るなとよく言われていたので」とインプレー中にボールから目を切り、カバーできなかった藤平の動きを指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』