● エンゼルス 4-10 タイガース ○
<現地時間5月1日 エンゼル・スタジアム>
ロサンゼルス・エンゼルスが中地区首位タイガースとの本拠地4連戦を黒星発進。先発登板した菊池雄星投手(33)は5回2失点という投球で勝敗付かなかった。
今季初勝利をかけて本拠地マウンドに上がった菊池は初回を無失点、2回表を三者凡退に抑える立ち上がり。2回裏にローガン・オハピーの9号ソロで先制点の援護を貰った。しかし、直後の3回表に8番バエスにこの試合初安打となる2号同点ソロを被弾。さらに二死の後、2番トーレスに4号ソロを浴び、一時逆転を許した。
それでも3回裏にホルヘ・ソレアが6号逆転2ランを放って再援護すると、菊池は立ち直りを見せて4回表を無失点。2点リードの5回表には二死から連打を許して一、三塁とピンチを背負ったが、3番イバネスを三直に打ち取り、勝利投手の権利を持って降板した。
ところが、エンゼルスはブルペン陣が誤算に。2点リードの8回表、4番手左腕リード・デトマーズが2本の適時打で同点に追いつかれ、6番ディングラーに4号決勝3ランを浴びて痛恨の救援失敗。9回表にも3点を失うなど終盤2イニングで8点を奪われ、6連敗を喫した。
この試合の菊池は5回93球を投げて5被安打、1四球、5奪三振、2失点という投球。今季7戦目でも移籍後初勝利を挙げることはできず、成績は0勝4敗、防御率4.21となっている。