● ブリュワーズ 2 - 6 カブス ○
<現地時間5月3日 アメリカンファミリー・フィールド>
カブスの鈴木誠也外野手(30)が3日(日本時間4日)、敵地でのブリュワーズ戦に「3番・指名打者」でフル出場。4打数無安打2三振で3試合ぶりのノーヒットに終わったものの、チームは一発攻勢で連勝を「3」に伸ばした。
鈴木はブリュワーズの先発左腕・キンタナに対し、一死一塁だった初回の第1打席は初球を打ち上げ右飛。二死無走者だった3回の第2打席は追い込まれたあとファウルで粘ったが、最後は10球目のチェンジアップにバットが空を切り三振に倒れた。
無死無走者だった5回の第3打席も、キンタナのチェンジアップに体勢を崩され2打席連続の空振り三振。イニング先頭だった8回の第4打席は4番手右腕・アンダーソンの前に遊飛に倒れ、この日は4打数無安打2三振で打率は.281、OPSは.935にダウンした。
カブス打線は1-1で迎えた4回、7番のピーター・クロ―・アームストロング(PCA)が9号3ランを右翼席へ運び勝ち越しに成功。続くスワンソンも2者連発となる7号ソロを左中間席へ運び5-1とリードを広げた。5回は2番・タッカーが9号ソロを右翼席へ運び6点目。援護を受けた先発・タイヨンは6回2失点と好投し2勝目(1敗)を挙げた。
投打が噛み合ったカブスは3連勝。貯金は今季最多を更新する「8」となり、ナ・リーグ中地区首位の座をガッチリと守った。