● カブス 5-14 ジャイアンツ ○
<現地時間5月6日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが延長戦の末に大敗。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場するも5打数ノーヒットに終わった。
カブスは先発右腕コリン・レイが李政厚に4号2ランを浴びるなど5回5失点。ジャイアンツに序盤からリードを許す展開となった。5回裏には2点差まで詰め寄り、なおも二死一、三塁の好機で鈴木が3度目の打席入り。ジャイアンツ先発のベテラン右腕バーランダーのフォーシームを捉えたが、右翼手正面のライナーに終わった。
そのまま2点ビハインドで9回裏を迎えるも、ジャイアンツの守護神ウォーカーから2四球で一死一、二塁と好機を作り、代打ジャスティン・ターナーの右前適時打で一点差に。二死となった後、6番手左腕ミラーから2番カイル・タッカーが中前適時打を放ち、土壇場で試合を振り出しに戻した。
さらに、二死一、二塁で鈴木を迎えたが、空振り三振に倒れてサヨナラならず。延長10回は両チームともに無得点に終わった。カブスは11回表に守護神ライアン・プレスリーを起用するも、4本のタイムリーを浴びるなど9失点の大炎上。ジャイアンツとの本拠地3連戦を1勝1敗のタイとしている。
この試合の鈴木は2度の得点機で凡退するなど、5打数無安打、2三振という内容。今季成績は打率.259、9本塁打、OPS.855となっている。