◆ 足を絡めた攻撃で初回から2得点
DeNAの初回の攻撃について、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた斎藤雅樹氏が走塁面に言及した。
広島の先発・玉村昇悟の立ち上がりを攻めたいDeNA打線。先頭打者の桑原将志が初球のストレートを捉え出塁すると、鮮やかに盗塁を決め二死二塁のチャンスを作る。4番のオースティンが2球目のカットボールをレフトへ弾き返し先制打を放つ。ここでオースティンはレフトがホームへ送球する間に二塁へ激走。間一髪でセーフとなり再び二死二塁のチャンス。続く佐野恵太もセンターへタイムリーを放ち、DeNAは2得点を挙げ試合を優位に進めた。
斎藤雅樹氏は「こういう攻撃が増えれば得点パターンが広がる。今までのDeNAであればヒットで1つずつしか進まなかった。足を使ったり、走塁への意識が高まれば点数も増えるしもっと上にいける」とコメントし、桑原の盗塁やオースティンの積極的な走塁といった足を絡めたDeNAの攻撃を称賛していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』