15日のDeNAと阪神の試合(横浜)は1-0でDeNAが勝利。8回表までスコアボードに0が並ぶ緊迫したゲームとなったが、両チームの“代走”がしっかりと役割を果たした。
DeNAは8回裏、二死から九鬼隆平がヒットをもぎ取ると、代走・石上泰輝が登場。石上は3球目にスタートを切ると間一髪セーフとなりチャンスを拡大させ、桑原将志が四球の後、牧秀悟が適時打を放った。
阪神も9回表、二死から楠本泰史が四球で出塁すると代走・植田海を起用。渡邉諒の打席で植田は盗塁を成功させ、得点には繋がらなかったものの、アウトとなったらゲームセットの場面でしっかりと仕事を果たした。
石上と植田の盗塁について、15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹氏は「これって盗塁のサインを出すベンチもそうですけど、選手もかなり勇気がいるし、度胸がなきゃできないですよね?当然ピッチャーも警戒してますからね…」と話すし、
番組に出演した解説者の五十嵐亮太氏は「この場面で走られたら、ピッチャーからしたら最悪ですよね。今年は藤川監督もある程度、スチールを試みてますし、成功する確率も高いなかで、接戦でこういう選手がいるのは大きいですよね。この試合は1本出るか、出ないかのゲームだったので紙一重でしたよね」と話し、
館山昌平氏は「ほんとに勇気があると言うか、いろんな情報があってスタートを切るとは思うんですけど、心と体の準備ができてないと最高のパフォーマンスが出せない難しい場面ですからね。よく成功しましたよね」と両選手を褒め称えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』