先発登板したメッツ・千賀滉大(写真=GettyImages)

○ レッドソックス 3-1 メッツ ●
<現地時間5月19日 フェンウェイ・パーク>

 ニューヨーク・メッツがレッドソックスとの敵地カード初戦に敗戦。先発登板した千賀滉大投手(32)は6回3失点という投球で敗戦投手となった。

 中5日で先発マウンドに上がった千賀は初回、先頭打者デュランに登板第1球で右翼線への二塁打を浴び、続く2番ディバースにはピッチクロック違反もあってストレートの四球を与えた。さらに暴投で無死二、三塁とすると、3番ブレグマンの二ゴロの間に先制を許し、5番ストーリーの適時打で2失点目。続く2回裏には二死一塁から1番デュランに右翼線への適時三塁打を浴び、3点を失う立ち上がりとなった。

 2点ビハインドで迎えた3回裏には、先頭の3番ブレグマンに二塁打を打たれながらも、後続を打ち取って追加点は許さず。続く4回裏、二死一塁の場面では、ここまで2長打の1番デュランを一ゴロに打ち取るも、ベースカバーに入った千賀へのトスを一塁手ピート・アロンソが大暴投。二死二、三塁となり、さらに四球で塁を埋めたが、3番ブレグマンを三ゴロに抑え、ピンチを凌いだ。

 その後は立ち直りを見せ、5回裏を三者凡退。続く6回裏、7番ハミルトンを内野ゴロに打ち取った際には、一塁手アロンソと完璧な連携を見せ、先頭打者を切った。その後、8番ナルバエスを三ゴロとし、最後は9番ラファエラをフォークで空振り三振に仕留めて三者凡退。6回100球を投げて5被安打、3四球、5奪三振、3失点という投球だった。

 打線は3回表、9番タイロン・テーラーの適時打で1点を返すも、一死一、二塁と続いた好機で2番フアン・ソトが併殺打に倒れ、1点止まりに終わった。5回表からは3イニング続けて得点圏の好機を作ったが、千賀を援護することはできず2連敗。試合終了時点でフィリーズに地区首位の座を明け渡し、ゲーム差無しの2位に陥落している。

 千賀は粘りのピッチングで今季4度目のクオリティ・スタートを達成したものの、序盤の失点が響いて黒星。今季9戦目を終えて成績は4勝3敗となった。試合前時点で「1.02」だった防御率は「1.43」に悪化したが、ナショナル・リーグ1位を維持している。

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ベースボールキング編集部

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