◆ 2回以降、立ち直りを見せた戸郷の投球
巨人の戸郷翔征が今季6試合目の登板に臨むも、4回3失点で降板し、今季初白星を挙げることができなかった。
初回に阪神・森下翔太に先制2ランを浴びると、味方のエラーも絡みこの回3点を失う。2回以降はランナーを出しながらもゴロを打たせる投球で無失点で抑えた。しかし5回に戸郷の打席で代打を出されたことで降板が決定した。4回67球と球数に余裕はあったものの、早めの継投策で4回6安打3失点(自責点2)に終わった。
戸郷の投球について、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた佐伯貴弘氏は「僕の中では今年一番良かったと感じました」と評価した。「球速と同じような球威を感じました。なにより今まではずっとマウンドにいるような感じだったんですけど。前の方に体重が移るようになりました。戸郷選手は体重を前に乗せて膝の返りとリリースが一緒になってスピードを出す投手です。(体重移動が)改善されて復調の兆しが出てきました」と分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』