○ ドジャース 3-1 ダイヤモンドバックス ●
<現地時間5月21日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間21日のダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でフル出場。4打数無安打に終わり、連続試合安打が3試合でストップした。
ダイヤモンドバックス先発は2021年のサイ・ヤング賞右腕バーンズ。現地10日の前回対戦で3打数1安打を記録した右腕に対し、初回の第1打席はカウント2-2から低めワンバウンドに沈むカーブで空振り三振を喫した。
1点先制を許した直後の4回裏、再び先頭での第2打席は執拗な内角攻めに遭って2度の自打球。最後はカウント2-2から真ん中低めのカットボールを捉えて打球速度109マイル(約175キロ)の痛烈な打球を放つも、二塁手正面へのゴロに終わった。
1点を追う6回裏、無死一塁での第3打席は内角の初球カットボールを振り抜き、右翼後方へ大飛球を放つも、フェンス手前で失速して右飛。角度良く上がった打球に大歓声が巻き起こったが、逆転の一発とはならなかった。それでもドジャースは二死一、二塁と好機を作り、4番テオスカー・ヘルナンデスが10号決勝3ラン。前回対戦で無得点に封じ込まれた難敵バーンズから試合をひっくり返した。
2点リードの8回裏、一死走者無しでの第4打席は2番手左腕ビークスと対戦。前日の試合では左中間突破の二塁打を放っていたが、この打席はカウント2-2から内角のフォーシームで空振り三振に倒れた。
この試合でチームは今季50試合目を消化し、大谷は“父親リスト”に入って欠場した2試合を除く48試合の出場で打率.304、17本塁打、31打点、52得点、11盗塁、OPS1.053を記録。本塁打部門でカイル・シュワーバー(フィリーズ)と並ぶ全体トップに立っている。