中日は23日、阪神との試合（バンテリンドーム）に0－3で敗戦。再三チャンスは作ったものの、阪神投手陣を崩せなかった。
打線は5回裏、先頭・カリステの二塁打をきっかけに一死一・三塁とチャンスを作り、迎えた山本泰寛はセーフティースクイズの構えからボール球を見送るも、飛び出した三塁走者・カリステが戻れずタッチアウト。9回裏には先頭・ボスラーが二塁打で出塁するも、続くカリステは2球連続でバントを決めれず、最後は空三振に倒れランナーを進めることができなかった。
中日のちぐはぐな攻撃について、23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の佐伯貴弘氏は「村上投手に対して7回中、4回得点圏にランナーを進めてるんですよ。ドラゴンズが相手を助けてしまうんですよね。セーフティースクイズの所も、慌てるサインではないんですよね…」と言及。
MCを務めた谷繁元信氏は「今日は勝てた試合だと思うんですよ。9回裏・無死二塁の場面は、色んな選択肢があると思うんですよ。ピンチバンターを出したりね…どうでしたかね」と問うと、解説者の今江敏晃氏は「井上監督が外国人選手にチームプレーをやらせている、バントもそうですけど。何とか1点を取るためには外国人選手でもやらせるんだぞというね、チームに示しているところもあると思うのでね。この世界は外国人選手でもしっかりバントをやらなきゃいけないですから、またしっかり準備をして今後の戦いにミスを活かしてほしいですね」とコメントした。
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』
