◆ 日本人最多受賞を更新
現地時間3日、MLB機構が5月度の月間MVPを発表。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)がナショナル・リーグの野手部門で選出され、昨季9月以来、通算6度目の受賞を果たした。
大谷は月間27試合に出場し、110打数34安打の打率.309、15本塁打、27打点、31得点、OPS1.180をマーク。本塁打数と得点数は全体トップ、OPSはナ・リーグトップの数字だった。2023年6月の自己最多、1953年8月のデューク・スナイダー、1985年6月のペドロ・ゲレーロ両氏の球団最多記録に並ぶ本塁打を量産し、今季初の月間MVPに輝いた。
現地15日のアスレチックス戦、本拠地で行われた“ボブルヘッドデー”では2打席連発、6打点の固め打ちを見せ、翌16日には古巣エンゼルスから17号を放って今季初の3試合連続本塁打をマークした。同26日のメッツ戦では千賀滉大から先頭打者アーチを描き、28日までに月間2度目の3試合連続本塁打を記録。昨季ワールドシリーズ以来の対決となった同30日のヤンキース戦では2本塁打を放ち、カード勝ち越しに貢献した。
今季通算では58試合に出場して打率.292、23本塁打、39打点、64得点、11盗塁、OPS1.047を記録。3年連続の本塁打王獲得に向けて数字を伸ばし、ナ・リーグ2位のカイル・シュワーバー(フィリーズ)に4本差をつけてトップに立っている。