◆オリオールズ菅野登板試合でアクシデント
マリナーズのジョージ・カービー投手(27)が現地時間3日(日本時間4日)、本拠地T-モバイル・パークでのオリオールズ戦に先発登板。5回に痛烈なライナーが顔面を直撃し、球場は一時騒然となった。
右肩痛の影響もあり今季まだ白星のない2年連続2ケタ勝利中の右腕は、オリオールズ先発・菅野と投げ合い4回まで1失点。同点のまま迎えた5回はテンポよく二死を奪ったが、ここから3連打を食らい1点を勝ち越された。
なおも二死一、三塁のピンチで、5番・ウリアスに許した打球速度102.7マイル(約165キロ)の痛烈なライナーが右頬付近を直撃。それでも、跳ね返ったボールは一塁ベース前へ転がり、捕球した一塁手がそのままベースを踏み3つ目のアウトを奪った。
目を覆いたくなるようなアクシデントに場内は一時騒然となったが、当のカービーは口元からの流血がありながらも、何事もなかったかのように悠然とベンチへ。1点ビハインドの6回からは2番手のバルザドがマウンドに上がり、カービーの登板結果は5回95球、8安打2失点、3奪三振1四球となった。