● ジャイアンツ 2-3 パドレス 〇
<現地時間6月3日 ペトコ・パーク>
サンディエゴ・パドレスが同地区3位ジャイアンツに連勝し、敵地4連戦を折り返し。3番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(29)は今季25登板目にして1勝目を手にした。
パドレスは0対2とビハインドで9回表を迎えるも、ジャイアンツの守護神ドバルに対して二死一塁から1番フェルナンド・タティスJr.、2番ルイス・アラエスが連続四球と粘りを見せ、3番マニー・マチャドがこの試合4安打目となる2点適時打を放って同点に。直後の9回裏を松井がわずか5球で三者凡退に封じ、試合を延長タイブレークに持ち込んだ。
そして延長10回表、パドレスは二死に追い込まれながらもジェーク・クロネンワースの適時打で1点を勝ち越すと、その裏を4番手右腕ジェレミア・エストラダが打者3人で打ち取って逃げ切り。2試合連続の延長戦勝利により3連勝を飾り、同地区首位のドジャースまで1ゲーム差としている。
この試合の松井は3試合ぶりの無失点リリーフを果たし、昨季8月27日のカージナルス戦以来となる白星を獲得。ここまで25登板で1勝1敗2ホールド、防御率3.38を記録している。