● マーリンズ 2-3 ロッキーズ ○
<現地時間6月4日 ローンデポ・パーク>
コロラド・ロッキーズが東地区最下位マーリンズとの敵地3連戦をスイープ。今季初の3連勝を飾り、成績を12勝50敗としている。
前日までに2連勝を収め、今季20カード目にして初の勝ち越しを決めたロッキーズ。この試合も初回に3番ハンター・グッドマンの適時三塁打で幸先良く先制すると、5回表には1番ジョーダン・ベックの適時二塁打で1点を追加。続く6回表には5番ブレントン・ドイルの犠飛で3点リードに広げた。
援護を貰った先発左腕カイル・フリーランドは6回までマーリンズ打線をわずか2安打に抑える好投。7回裏に味方の失策がらみで2点を失い、なおも二死一塁という状況で2番手右腕ジェイク・バードが代打ヒックスに左翼線への二塁打を浴びたが、素早い中継プレーで一塁走者の同点生還を阻止。8・9回をブルペン陣がそれぞれ三者凡退に封じ、1点を守り抜いた。
32歳のフリーランドは2014年ドラフトの球団1巡目指名で入団してからロッキーズ生え抜き12年で通算61勝をマーク。今季は開幕投手を務め、この試合まで12先発でチーム最多となる5度のクオリティ・スタートを達成するも、0勝8敗と白星を挙げることが出来なかった。それでも今季13戦目となったこの試合で7回途中2失点(自責無し)と好投。待望の今季1勝目を手にし、チームを昨季5月以来となる3連戦スイープに導いた。