○ アスレチックス 5-1 オリオールズ ●
<現地時間6月8日 サター・ヘルス・パーク>
ボルティモア・オリオールズがアスレチックスとの敵地3連戦に負け越し。先発登板した菅野智之投手(35)は5回途中4失点という投球で敗戦投手となった。
中4日で先発マウンドに上がった菅野は初回、二死二塁とピンチを背負い、4番ソダーストロムの中前適時打で先制点を献上。1対1の同点で2回裏を迎えるも、9番ペレダの適時二塁打で再び勝ち越しを許し、さらに遊撃手ガナー・ヘンダーソンの失策で3点目、2番ウィルソンの適時打で4点目を失った。
続く3回裏も先頭打者に安打を許して走者を背負ったが、後続を打ち取ってこの回は無失点。4回裏にはこの試合初めての三者凡退を記録した。ところが5回裏、先頭から二塁打と四球で一死一、二塁とピンチを招いたところで降板。5回投げ切れずにマウンドを降りたのは4月12日のブルージェイズ戦以来、自身10登板ぶりとなった。
オリオールズ打線は1回から8回まで毎イニング走者を出しながらも得点圏で8打数無安打と決定力に欠き、相手の失策による1得点のみ。6連勝と勢いに乗って今カードを迎えたが、1勝2敗でカード負け越しを喫した。
この試合の菅野は4回1/3、87球を投げて8被安打、1四球、2奪三振、4失点(自責3)という投球。今季13戦目を終えて成績は5勝4敗、防御率3.23となっている。