◆ プロ初登板3回1失点デビュー
巨人・山田龍聖が10日、プロ4年目で一軍初登板を果たした。9日に支配下登録され、一軍に合流したばかりだったが急きょ出番が回ってきた。
先発の井上温人が危険球で退場し、2回一死満塁から緊急登板。山田は今宮健太をチェンジアップで併殺に打ち取り火消しに成功した。さらに3回、4回を無失点で抑え、5回は一死から今宮健太、柳町達に連打を浴び、一死一塁、三塁とされたところで降板となった。代わった3番手の石川達也が近藤健介にライト前タイムリーを打たれ、山田に失点1が付いた。
緊急登板となった山田の投球について、10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した五十嵐亮太氏は「準備自体は困らないですが、気持ちの持って行き方が難しいですね。ここで急に登板するとなったときに心の準備がなっていない。そこでストライクゾーンにしっかり投げ込むことができた。今後が楽しみですね」と難しい場面で好投した山田を称賛した。
同じく解説者の坂口智隆氏は「逆に初登板がこの場面で良かったのかな。緊急登板というのが良い方向にはたらいた」とコメント。「チェンジアップに特徴ありますし、ストレートも球速より早く感じるタイプの投手なので楽しみですね」と今後の登板に期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』